一人暮らしでも防犯はバッチリ

一人暮らしの友人からの連絡がきて、素晴らしい生活の話を聞かされる。当然憧れもするけど、そっち側には今のところ行く気はない。しかし、月日が経ち衝撃を受けてヘコんでしまう。

「全っ然!私の部屋、両隣が空き室なのよ。一階だから下に足音が響くんじゃないかって心配する必要もないし。それにこの賃貸は小さな子供がいる家族とか、同じような女性の一人暮らしがたくさん入っているらしいのね。お陰で防犯面は特に強化しているみたい。管理人さんは入り口の受付に常駐しているし、入居の時なんか、何かあった時はここにかけてくれって、非常用の電話番号ももらったわ。ちょっと仰々しいような気もするけれどさ。」

一人暮らしも良好に進んでるみたい

「そう、なら安心ね。」あとは、入社式前の説明会で仲良くなった新卒者達や、会社方針等の話をしてくれたという上司や先輩の評価など、ひとしきり近況の報告を交わした。4月の時点で、彼女はおおむね良好な一人暮らしをスタートさせていたようで、高校の頃から付き合いを続けてきた私は、安堵に胸をなでおろした。学生の頃から、明るく活発なものの、どこか無防備な部分のある彼女の性格に、たびたび不安を掻き立てられて来たのである。

一人暮らしも仕事も落ち着いてきた

4月も終わりに近づき、お互い就職先に慣れ、穏やかな人間関係を築き始めた頃。一人暮らしの彼女と、いつものようにメールではなく直接通話口を通して、二人でどこかへ遊びに行こうかと話し合っていた。「でも今からじゃ、ゴールデンウィークの予約は、どこもいっぱいで取れないんじゃない?ツアーも締めきっているだろうし、第一そんなに予算もない。それに折角の長いお休みなんだから、混雑しているような場所よりは、ゆったりと出来るような所でのんびりしたいわ。」

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